No.11 銃を描画する
01 基礎から陰影まで
 


 さて、意味ありげな右手をちゃんとしたものにするために、右腕に銃を持たせて見ましょう。
 設定資料で持っているこの大砲みたいなライフルをちょっと修正しつつ、描いてみます。
 ここからに関しては、主に絵を中心にして字は最小限になっていくと思います。これまでの手法と照らし合わせながら見ていってください。



 まず、銃が完全に描画できるよう、画像サイズを(詳細変更します。


 腕に持たせる銃の角度が大体これくらいかな?という簡単な概要を示すため、ラインツール「」を用いて線を引きます。これは後に削除してしまうレイヤーなので、名前は付けていません。
 右下にある矩形は、角度チェック用のラインとは別レイヤーで作成してあります。 銃の底面の角度をチェックするために作成したもので、後にこれに水平線(詳細と垂直線(詳細をチェックしながら、[ 自由な形に ]フィルター(詳細を用いて、形を指定しています。


 規定した角度と水平垂直をチェックしながら、銃をパスで描画していきます。


 パスのレイヤーも干渉しないために、新規に作成したものを用いています。


 パスの全体が完成した状態です。実際には印刷した資料を参考にしながらちょこちょこと修正しながら作成しているので、結構時間がかかっているんですが、こうして流してみてしまうと瞬時に終わってしまっているようでなんだか寂しいですね。

 
 パスをブラシツール「」で境界線を描いたあと(詳細、選択範囲を作成して拡張(詳細し、塗りつぶし(詳細を適応します。

 
 塗りつぶしをした部分とラインの部分を結合し、それぞれに透明部分の保護を適応します。 この辺は、メカの足を描いているときと同じですね。


 さて、完成した銃のベースに陰影を追加していきます。これも脚を描いていたときと同様に、エアブラシツール「」と覆い焼きツール「」を適応します。


 バレルの部分も描画しますが、ここでは、次ページのフィルターかけのため、モノクロで作成しています








キャプチャした画像は Adobe Photoshop4.01 のものです

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