No.10 装飾パーツを描画する
02 バッテリーの製作と画像サイズの拡大
 
 1:バッテリーを描画する
 前のページで見苦しい修繕作業をお見せしてしまいましたが、実はここから行っていく装飾パーツを描く上で、修正しないとかなり都合が悪かったからに他なりません。 というわけでしてここからは修繕したことなどきれいさっぱり忘れて(笑)作業を進めていきたいなと思います。


 さて、このキャラクターを最初に描いたときに作った設定資料と絵を元にして装飾をしていきますが、先ずは本体のペイント(型番とかね)ではなく、突起物を描いて、パーツ単体としての形状を完成させてしまうことにします。 というわけで最初に、前脚の後ろあたりから伸びてる突起物(一応バッテリーってことになっているらしいですね)を描画します。
 ということで、パスを新規に描いて、下図のようにラインを描画してみました。



 カメラはキャラクタに対して上方に設置してあるわけですから、付け根の部分は見えないでしょう。 ですから、突起の形状だけを簡単に描いて描画すれば問題ないと思います。

 
 作成したパスを、パスの境界線を描く(詳細手順で描画した後、塗りつぶし作業を(詳細行ったのが、上図になります。(上で描いているバッテリー部のパスはオープンパスですので、描画するときにはブラシツールで空いた部分を補完して塗りつぶししています)


 塗りつぶしによって描画した部分を、透明部分の保護(詳細によって保護した後、陰影を追加していきます。陰影はこれまでどおり、エアブラシツール「」と、覆い焼きツール「」を用いています。



 2:画像サイズを変更する
 これでバッテリーの部分は完了したわけですが、これから先の装飾作業を行うと、現在の画像サイズだとはみ出てしまいますので、事前に画像サイズを変更しておくことにします。


 画像サイズの変更は、[ イメージ ] メニューから [ 画像サイズ ]を選択することによって行えます。 すると、右上図のようなウィンドウが出てきますので、この部分の数値を変更することによって、サイズを大きくしたり、逆に小さくすることも可能になるわけです。


 さて、例えば100*100ピクセルの画像を200*200ピクセルにする場合、元の画像である100*100ピクセルのパーツを、画面上のどこに配置するかという問題が生じます。 真中に持ってくるのか右上なのか左下なのか・・・右からいくつ、左からいくつ、といった数値の入力はできませんが、Photoshopの場合、拡大(もしくは縮小)する場合に、画像をどの部分に配置するかをアンカーという部分を操作することによって行うことができます。例えば上図(もしくは左図)のアンカーの場合、右下にアンカーが移動していますから、新しい画像のサイズに変更した場合、オリジナルの画像は右下にあり、上と左に追加分を作成することになります。


 というわけで作成された画像が上図になります。 見てお分かりのように、青で示した部分が拡張された画像の部分(便宜上色をつけていますが実際には色は塗られません。・・・というより、背景色で塗られますね)となります。








キャプチャした画像は Adobe Photoshop4.01 のものです

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