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いよいよ最終工程です。 どうも廊下の壁のあたりが暗すぎる感じがあるので、バレルに陰影を加えて、全体的なバランスを整えてみます。
バレルの反射は、「強調光沢」レイヤーよりさらに上位にあたる、最上位のレイヤーとして「バレル反射」レイヤーを作成していくことから始めています。
重ね合わせは通常にして、エアブラシツール「 」を用いて白を追加していきます。 背景が黒に近いですから、白を入れるとなかなか「らしく」なるような気がするんですけどね。
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さて、光の反射を強調するために、新規のレイヤーを作成して、そのレイヤーの任意の場所でラインツール「 」を用いて直線を作成します。 Shiftキーを押しながら作成することで完璧な垂直線を描けるというハナシは、以前もしたような。
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選択範囲を指定してグラデーションツール「 で描画しても似たような効果は得られますが、ここではあえて、光のムラを表現した否と思ったので、筆圧感知入力を使用して消しゴムツール「 で撫ぜるように削除していっています。 こうすることで、ちょっとムラのある状態で徐々に消えていくような効果を出せるはず。
光ですから、周囲をぼかして「らしさ」を強調させて見ます。 ここでは「ぼかし(ガウス)」フィルターを用いて、半径3.6ピクセルのボカシでラインを修正しています。
完成した光のレイヤーを複製(詳細)して、180度回転させて接合をさせます。
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接合した状態が左図になります。 接合した部分の白見が強くなってますが、この部分は最初に作成した「バレル光沢」レイヤーの上に配置した時点で気にならなくなりますので、私も全然気にしていません。
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画像を回転させて(詳細)適応位置を探します。
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レイヤーを複製後(詳細)、画像を90度回転させたのが左図になります。 十字に光が反射しているようなイメージになるとよいのですが
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ちょっと光の主張が強く、目が最初にこちらに向いてしまいますので、光を描いているレイヤーの不透明度を調整します。 ついでに、全体でみたときにバランスの良いサイズを探して、もうちょっとレイヤーを回転させていたりします。
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最終的にイラストのタイトルを文字ツール「 」を用いて描画します。 タイトルの横の「そ(笑)」は、キャラクター設定上の軍のマークですので、当然文字ではありませんので、ブラシツール「 」を用いて描画しています。
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全体を見渡して、おかしいところが無ければ、これで完成ですね。
完成画像
完成画像(LZH圧縮 1/4サイズ)
キャプチャした画像は Adobe Photoshop4.01 のものです
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