No.00 ツールを用意する
01 パソコンでCGを描く
 
 本来は第一章からという構想で作成した講座ではありますが、タブレットやソフトについてのくだらない講釈を前につけてしまおうなどと適当に考えて、今回の講座の前に、CGを描くこと、ソフトウェア、タブレット、周辺機器、ディスプレイ環境などの一連の環境構築を作成するための一助になるかもしれない薀蓄をたれようと思い立って今書いています。
 かなり突発的に書いている部分もあって、オフライン版では収録はしてありません。 講座を読む前にでも、適当に詠み進んでおこうという方がいましたら、一応目を通してくれるとうれしいです。

 もともと、この講座は初心から行えることが前提になっている(というか、ターゲットをその当たりに絞って書いた)はずなのですが、その実PhotohopだのPainterだのの合わせ技を用いているあたりなど、全然親切心がないな・・・というか初心者向けになってないなと、読み返してみて思ったのも確かです。 講座の冒頭で「ツールの使い方」に重点を置いてと書いてあるんですが、実際絵を描いていく一連の手順の中でツールの使い方を指南していくというやり方をとってしまっているため、かなり技術的に偏りがあるのもまた、確かです。
 たくさんの専門書を読み漁りましたし、かなり昔からCGやってますから、人並み以上に「知識」は持っていると思っていますが、その技術を講座の中で十分に披露できたのかとに関していうと、疑問符がついてしまうことも確かにあります。
 もともと絵を描くということは、自分の我をゴリ通すという事もあると思うんです。 たくさんある使用方法から自分の適したものを選んで描いていくというのが最も理想的な姿であると思いますし、私は実際その辺は自分で描き方を選択できるレベルには来ているのではないかなと思います。・・・画力がそれに伴えばもっと格好いいことが書けるんですけどね。
 たくさんの講座や専門書を読んで、自分の描く絵に最も適した描画方法を模索していくということは、絵を描くということと同じくらい面白いことだと私は思っています。 いざ作品を公開しようとするとやはり自分自身の基準点というのはありますので、それに適合しなかった絵に関しては結構な数ボツになっていたりするんですが、この辺の絵の大半は新しい知識を用いて描画している部分だったりもするんです。
 巷にはたくさんの講座がありますし、CG講座を専門に集めたリンク集なども存在していますから、食べ歩きならぬ、描き歩きしながら、いろんなサイトから知識を奪い去っていくのがお勧めのCGの描画探索方法なのかなと思いますし、このサイトはそういった意味では、いろいろと楽しめるところはあるのではないかなと思います。


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