No.08 陰影の詳細を描く
03 間接接合部周りの詳細
 
 1:前脚第二間接接合部を描く


 間接を接合しているパーツを塗っていきます。 基本的に第二間接は垂直にしか動きませんので、メカの場合は単純な間接構造になると思うんです。別にそんなことはどーだっていいんですが、とすると間接部分は金属パーツで構成されるだろうと勝手に想定して(というかオリキャラだから勝手に決めてしまって問題ないんですけどね)金属っぽい光沢を追加してみます。



 もうかなりしつこく書いてますので省略しますね(笑) ツールを使って今までどおり彩色しています。


 
 奥の脚の間接も同様にして描いていきます。








 2:前脚第一間接接合部を描く

 まず、オリジナルの状態ですね。 第二間接と違って第一間接は、前後左右どの方向にも動くことになりますから複雑な間接構造になっている・・・はずです。 まぁそれをリアルに描いても面白いとは思うのですが大体根気が続かないので(笑)、間接をゴム系のパーツで覆われているようなイメージを持って描いてみることにしてみます。この辺は、第二間接の金属を用いたパーツとの対比をしっかり描いておきたいところです。


 脚の第一間接は上でも書いていますが、前方向にフレキシブルに動く部分と言うことでゴム系のパーツで覆われている設定です。とするとこの規定色はちょっと灰色感が強いので、蒼系統若干追加したカラーを新たな基底色に指定してみました。
 Photoshopで描いた時には結構変わったつもりでいたんですが、眺めてみるとあまり変わってないですね・・・。 とはいえまぁ、この基底色を塗り重ねしていくわけですから、完成形はそれなりに色が反映されるだろうと、勝手に思っていたりします。


 これまでの間接部分と異なるのは、パーツがゴム系の素材で作られているというところです。 金属であれば単純に光沢をエアブラシツール「」と覆い焼きツール「」で描画していけばよいのですが、やはりこう、なんていいますか特有の皺のような部分をある程度表現しておかなくては、せっかく頭でいろいろ設定を張り巡らせていても反映されていかないですよね。
 というわけで、基本的にはエアブラシを用いますが、ブラシの形状をエッジを際立たせやすいのブラシに変更して、皺の部分を際たたせて描いていきます。


 描いた皺をさらに強調するために、彩色するためのカラーを基底色より若干濃い色をパレットから作成して描画していきます。 素材によって同じゴム系でも皺の入り型って全然詩がいますが、ここではかなり柔らかめの、細かい皺のできやすい材質を想定して描いていっています。 ブラシサイズを細めに変更し、エアブラシツール「」と覆い焼きツール「」で描画していきます。


 最終的に間接全体の陰影をエアブラシツール「」と覆い焼きツール「」でによって描画していきます。この場合のブラシの形状はに変更し、全体的に陰影を追加していきます。




全身像
 脚関節の部分を完成させた状態の全身像が上図になります。







キャプチャした画像は Adobe Photoshop4.01 のものです

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