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もしここまでずっと読んできてくれていて、最後にこのページまでたどり着いた方がいましたら、多大な時間を割いて作成していった甲斐があったというものです。ありがとうございました。
至らぬ点が沢山あったかと思います。もし不明瞭な点や誤字脱字、その他質問などありましたら遠慮なくメールしてくださいませ。
原画は作品に決定的な違いを与えるものです。 そして、自分の満足の行く原画を仕上げる、第三者から認められる作品の原画を仕上げようとすると、そこには非常に多くの時間と労力をかけて技術を磨かなくてはならないことであると思います。
しかし、ことCGにおいて、彩色をするという行為はこういった技術ではなく<「知識」であると私は考えています。
ピアノに慣れ親しむのと弾きこなすのとは別であるのと同様、絵に慣れ親しむのとうまい絵を描くことは別であるとは思います。 しかし、CGで用いるツール(PhotoshopやPainter等の大きなくくりから、そのなかの個々のツールにいたるまですべて)ということになると、ツールに慣れ親しむことはイコール、使いこなせることだと思っています。
基本的なところになると、陰影をどのようにつけるのかというところもそうですし、フィルターの使い方もそうです。 完成したCGだけを見ると、そこには凄い技術がちりばめられているかのようにも見えることがありますが、内訳を見てみると、その実非常に簡単な作業の繰り返しだったりもするものです。
今回の講座をここまで読み進んできた方であれば、私はこれと同様の作品を仕上げられるものと思っています。 当然、私と同じ原画を用いることはありえませんから、まったく同じ物が完成するということは無いでしょうが、自分の作品を仕上げていく過程でそのとき少しでも、この講座のことが頭の中をかすめでもしてくれれば、製作者としてこれにまさる喜びはありません。
ありがとうございました。
キャプチャした画像は Adobe Photoshop4.01 のものです
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