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Project 彩画 B.C.T

・概 要
 Project彩画が取り組む、Javascriptのもう一つのシステム研究課題が、B.C.Tと呼称する、コンポーネントブロック単位によるJavascript供給テクノロジーです。
 B.C.T は、動作部や制御部等、スクリプト最小単位のコンポーネントから成り立つので、導入ユーザーは、これらのコンポーネントを組み合わせて、システム拡張を行うことが出来るようになります。
 スクリプト一つ一つは軽量であるため、多数のコンポーネントを組み合わせて重量級のサイトを構築することも可能ですし、必要な機能だけに絞り込んで、スクリプト部を軽量化することも可能になります。
 これまでのように、単体での動作ではなく、複合的に組み合わせたスクリプトによって動作するため、拡張も容易になります。

・開発状況 / 仕様策定 と、覚え書き
 B.C.T による動作は、起動命令を発生させるトリガーの役割を持つ Javascriopt(トリガー.JS) と、実際の各コンポーネントとの連携によって動作します。
 トリガー.JS には、各コンポーネントへの発動命令だけではなく、各コンポーネントで動作させる頻度の高い、マウスやDIV動作に関する基本的なファンクションが含まれています。また、それぞれの動作に関する特定情報を、グローバル変数として格納していきます。
 これにより、複数のコンポーネントが動作する際に、命令系統が重複するのを避けることができます。
 各スクリプトは、必要に応じて、トリガー.JS を介さずに、直接互いに連携を取る場合があります。 こういった場合に応じて、各コンポーネントは、実装された段階で、それぞれの固有番号の配列(配列そのものはトリガー.JSによってグローバル化)をTUREとするように設計されます。
 

 それぞれのコンポーネントは、基本的にはトリガー.JS との連携が必須になります。 これは、トリガー.JS に、動作共通化が可能なコンポーネントが移植されているためで、トリガー.JS が存在しないと、スクリプトの正常動作ができないためです。
 ただし、コンポーネントが欠品していたとしても、動作エラーが起きないような対策を施します。
(そもそも設計上は、トリガー.JS がスクリプト発動命令を下すので、こちらが存在しない場合には一切動作しないのですが。)

タイマーは、個々のコンポーネントが独立して稼動する予定です。

動作中枢となるトリガー.JS は、スクリプトに対しての動作可否に関する設定を格納することができます。 これにより、並列動作で不具合が起きる場合等の状況に応じて、関連するスクリプトの動作を一時停止するといった動作も可能になります。


1:スクリプト1が、特定動作(A)に対して動作を休止する命令を発信すると、その情報は トリガー.JS に格納されます。
2:スクリプト2は、動作(A)発動に対して、トリガー.JSへ信号を読みにいきます。
3:スクリプト2は、トリガー.JS の動作休止命令を受け取り、一時的に処理を休止します。
4:スクリプト1が動作(A)に対しての動作を再開する命令を発信します。
5:システム可否情報を読みにいったスクリプト2は、動作再開命令を受け取り、スクリプトの休止を解除します。



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